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人力車も走るよ♪9月「高野口にぎわいフェスタ」

高野口ブランドのパイル織物やロマン溢れる歴史的建造物に触れる「和歌山高野口にぎわいフェスタ」が、9月3(土)4(日)両日午前10時~午後4時、和歌山県橋本市高野口町で開催。同時に「高野口~九度山にぎわいMAP&スタンプラリー」も併催される。主催する高野口・九度山地域にぎわい創出実行委員会は「大河ドラマ・真田丸で賑わう、幸村(信繁)ゆかりの九度山と、隣接する高野口の両町のイベント、楽しんでください」とアピールしている。
高野口は日本一のパイル織物の産地。JR和歌山線・高野口駅近くには、明治後期建築の元旅館「葛城館」(国の登録有形文化財)や、昭和12年建築木造平屋の「高野口小学校」(国の重要文化財)、江戸時代から薬種商を営み庄屋を務めた「前田邸」などがある。
9月3、4日は「前田邸」を特別公開。午前11時からと午後2時からの2回、ガイドが特別案内。金澤寿命軒のわらび餅とお茶(200円)の涼しいおもてなしもある。
両日は「葛城館」を特別公開。1階では3日「ふみ工房」の陶器、「with Green」のドライフラワー、4日は「露風土」の木工、「虹いろ屋」の草木染などクラフト展、2階ではマロニエデザイン学校生のパイル作品コンテストがある。
両日、日本最大級の現役木造校舎「高野口小学校」で、午前10時30分からと午後1時30分からの2回,「みんなで歌おう音楽会」があり、午前11時30分からと午後2時30分からの2回「高野口の歴史を知ろう」、午前11時~午後1時と午後2時~同3時には、校内廊下を利用した「雑巾がけタイムトライアルレース」を開催。同小学校の児童たちの絵画展、歴史パネル展がある。4日はグラウンドに飲食ブースも出店する。
また、9月3日~10月2日は、九度山町のまちなか・世界遺産エリアを舞台にした「くどやま芸術祭」があり、約50か所でアート作品を展示。9月4日は橋本市産業文化会館や高野口小体育館で、踊るお祭り「紀の国いっとこよいやなデバサイ」がある。
「高野口~九度山にぎわいMAP&スタンプラリー」は、3日午前10時~4日午後4時に実施。ラリーポイントは「高野口小学校」「葛城館」「前田邸」「くどやま芸術祭」(インフォメーションセンター=銀行跡地)、パイル織物など郷土特産品販売・裁ち寄り処を含む「協賛店舗」。
抽選場所は、JR高野口駅に近い「裁ち寄り処」。ラリーポイント3個でガラガラ抽選1回、5個で同2回、協賛店舗で1つ以上利用し、スタンプを獲得した場合は抽選回数は3倍となる。
1等(1本)はおしゃれな再織バッグセット、2等(3本)は橋本の産品詰め合わせセット、3等(10本)は織物屋さんの詰め合わせセット、4等(30本)は蚊張生地ふきん、5等(同)は妙中パイルのふわふわ化粧パフがプレゼントされる。
JR高野口駅~高野口小学校では、午前10時~午後3時30分、昔の高野参詣に利用されたように、素敵な人力車を走らせ、乗車は無料としている。
問い合わせは高野口・九度山地域にぎわい創出実行委員会(0736・33・4909=伊都振興局企画産業課内)へ。
写真(上)は高野口駅前を走らせる昔懐かしい人力車=チラシより。写真(中)は国の登録有形文化財「葛城館」。写真(下)は国の重文「高野口小学校の廊下」。


更新日:2016年8月24日 水曜日 00:00

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