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高野の花たち(231)奥の院・参道のサツキ鮮やか

サツキ(皐月)は、ツツジ科ツツジ属の常緑低木で、関東地方以西の本州や、屋久島に分布しています。
樹高は30-100センチ、花は3-5センチで、枝の先にじょうごのような花形をつけます。葉は数枚ずつ互い違いにつき、披針形をしています。
日当たりの良い、増水すると水没してしまうような川沿いなどに自生。開花期は5月から6月で、ヤマツツジなどより1ヵ月程遅く咲きます。
園芸用に乱獲されたほか、河川の護岸工事、ダムの建設によって生育地が少なくなり、絶滅が懸念される植物といわれています。
江戸時代にツツジのブームがあり、数多くの園芸品種が作出され、4月から5月中旬に開花するものを「つつじ」、 5月下旬から6月上旬に開花するものを「さつき」と呼ぶようになったそうです。
名前の由来は、旧暦の5月(皐月)の頃に一斉に咲き揃うところから付けられました。古来「さ」は「田植え」を意味し、また「皐」は「神にささげる稲」を意味しており、田植えを行う時期と合わせ「皐月」の漢字が当てられました。
昔は季節の区切りを自然の中から見つけ、さつきが田植えの時期を知らせてくれる重要な役割を担っていたようです。
高野山では各寺院の生垣として、また民家の庭で育てられていますが、写真は奥の院参道で見つけたものです。花言葉は、「節制」「節約」です。(E記)

更新日:2020年7月17日 金曜日 22:28

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