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高野の花たち(198)まるで風鐸ホウチャクソウ

ホウチャクソウ(宝鐸草)はイヌサフラン科チゴユリ属。宝鐸とは寺院のお堂や五重の塔などの軒につり下げられた風鈴のような形をした飾りで、風鐸ともいいます。花が垂れ下がって咲く姿が宝鐸に似ていることから名付けられたという。
地味な花ですが、どこか風流のある花はとても丈夫です。株が年数を経ると、茎が2つに枝分かれします。
4~5月に各枝の先に1~2個の淡緑白色の花をつけ、果実は秋に熟して濃紺から黒色に変化します。一つの実の中には8個前後の種子が入っています。
若葉には有毒成分が含んでいます。山菜として利用されているアマドコロ、ナルコユリの若芽に似ているので注意が必要です。
ホウチャクソウは摘んだ時に独特の臭気を残します。別名キツネノチョウチンといわれています。花言葉は「よきライバル」「あなたを離さない」写真の花は高野山奥の院の三本杉の奥、いまも線路が残る森林鉄道が走っていたところです。
面白いことに、ハシリドコロに囲まれた中にホウチャクソウがあり、お互い毒草が支えあっているかのようでした。高野山の花も動物の食害にあい、少なくなってきています。 (TA記)

更新日:2019年6月1日 土曜日 22:26

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