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高野の花たち(159)花言葉「神を尊ぶ」サカキ

サカキ(榊)はモッコク科サカキ属の常緑小高木で、山地に自生していますが、神社にもよく植えられ、枝を神棚や祭壇、神事などに使われます。名前の由来は「神と人間の境界にある木、つまり境の木」の言い伝えがあるようです。
サカキは、高さ10メートル程にもなり、樹皮は淡灰褐色。葉は互生し、長さ6~10センチの卵状長楕円形で厚くて光沢があります。6~7月葉腋に直径1・5センチほどの白い花を下向きに1~4個開きます。花弁は5個。11月ごろに黒い実がつきます。花言葉は「神を尊ぶ」「揺るがない」など。
和歌山県高野町花坂の矢立ての参詣道、高野山町石道沿いにはコウヤマキ(高野槇)、シキミ(樒)、サカキ(榊)の集まった森があり、そのサカキを使った「鬼もみ」という伝統行事が、毎年8月15日の午後7時ごろから地元の鳴川神社で行われます。
鬼もみは、災いを除き、村人の安全を祈り、雨ごいも兼ねています。太鼓を合図に行事が始まり、長老の地謡に合わせて鬼が出てくると、境内広場で14、5人の若者が大きなサカキで鬼を抑えこもうとする。逃げ回る鬼と、追いかける若者たちとの間に激しいもみ合いが始まる。やがて、力尽きた鬼は、若者たちに抑え込まれる。鬼は面を取り、集まった子供たちは鬼の面をいただき、災いを払ってもらいます。(H記)

更新日:2018年6月28日 木曜日 20:52

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