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玉川峡の「岩清水」人気♪上西会長「筧」新しく

和歌山県橋本・九度山・高野の3市町を流れる、玉川(紀伊丹生川)の「玉川愛好会」の上西進(うえにし・すすむ)会長は、玉川沿いの岩清水を流す孟宗竹(もうそうちく)製の「筧(かけい)」を新しく架け替えた。アユ釣りやキャンプ、水遊びなど、夏の観光シーズンを控え、上西会長は「この綺麗な筧の水、自由に活用してください」と言っている。
玉川沿いの山々では、約100か所から水が湧き出し、岩清水となって、玉川に流れ込む。当時、玉川漁業協同組合長だった上西会長は、この山水を観光客が汲み取りやすいようにと「筧」づくりを発案。
平成24年(2012)、橋本市宿の温泉宿泊施設「やどり温泉いやしの湯」~同市彦谷の通称・犬戻り間(約4キロ)の数か所に「筧」を新設した。
残念ながら同年、台風豪雨で流失したが、翌年には再び「筧」を再構築。それも今は老朽化したので、改めて計4か所で架け替えることにした。
上西会長は、岩清水上に玉川の流木2本を横に渡し、半分に割った孟宗竹2本を縦に渡して『井』の字型に組み、針金で結んで「筧」にする。
例えば、七霞山(なながすみやま)に降った雨が、途中で地下水となり、玉川沿いの岩肌から湧き出す。これを「筧」で受け止めて、国道371号からくみ取りやすいようにした。
玉川峡の山水は、各地の名水に勝るとも劣らぬ人気でぶりで、大阪の喫茶店主は「沸かしてコーヒーに使うと、お客さんが喜んでくれる」と容器を満タンに。釣り人は「この山水でアユやアマゴが弱らない」と言ってアユ缶に水をそそぐ。炎昼(えんちゅう)には、ドライバーらが車を止め、顔や手を洗い、口をすすいで木陰で涼む。
上西会長は「ここ玉川峡は、大阪に近い自然の宝庫で、玉川は県指定の名勝です。素敵な天然温泉もあり、高野山へ車で登るコースです。ぜひ、遊びにきてほしい」と話していた。
写真(上)は玉川峡に完成した孟宗竹製の「筧」。写真(中)は「筧」から清らかに流れ落ちる岩清水。写真(下)は「冷たくて気持ちがいい」と筧の水で手を洗う上西会長。

更新日:2017年6月27日 火曜日 00:02

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