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「申(さる)の宝来」丹精込めて♪妙楽寺で飾紙作り

家族に幸運をもたらす来年の干支(えと)の申(さる)の「宝来飾紙(ほうらいかざりがみ)」作りが、このほど和歌山県橋本市東家の真言律宗・丹生山薬師院「妙楽寺」=岩西彰真(いわにし・しょうしん)住職=で行われた。
善男善女約20人が、夕食を済ませた後、同寺に参集。岩西住職は友人僧侶で四国霊場第四十番札所・観自在寺の三好温人(みよし・おんじん)師に描いてもらった「申の下絵」を配布。
善男善女はロウソク明かりに照らされる観音像、愛染明王像の前で、カッターナイフを使って、来年の「家内安全」「無病息災」を念じながら、下絵に沿って丹念に紙を切り抜き、最後に岩西住職とともに合掌、「宝来飾紙」の完成を喜んだ。
「宝来飾紙」は、弘法大師・空海が「しめ縄」の代用にしたと伝えられ、妙楽寺では平成25年(2013)秋から、善男善女に呼びかけて実施、今年で3回目になる。
同寺では、なるべく宝来の「焚き上げ」をせず、宝来作りに詳しい北村和夫(きたむら・かずお)さんや岩西住職、母・康子(やすこ)さんらが協力して、善男善女とともに古い宝来を「柿渋染め宝来」に作り替え、各家庭で「家宝」として永久保存に力を入れている。
この夜、参加した善男善女は、「まだ11月ですが、申の宝来作りに丹精込めたことで、来年の幸せを約束されたような心地よさ」と喜べば、岩西住職は「きっと幸せに」と、やさしく微笑んでいた。
写真(上)は妙楽寺で来年の干支の「宝来紙飾」に丹精込める善男善女たち。写真(中)は見事に出来上がった申の干支の「宝来紙飾」。写真(下)は岩西住職と母康子さんが見守る中、真剣に宝来作りに取り組む女性たち。

更新日:2015年11月29日 日曜日 00:00

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