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隅田駅に〝郷土PR壁画〟完成~隅田中生アッパレ

    隅田駅に〝郷土PR壁画〟を描いた隅田中学校・美術部の先輩・在校生ら
    隅田駅に〝郷土PR壁画〟を描いた隅田中学校・美術部の先輩・在校生ら
    隅田駅に〝郷土PR壁画〟を描いた隅田中学校・美術部の先輩・在校生ら
    駅舎ペイント完成式で行われた除幕式
    隅田駅の駅舎ペイント完成式後に全員で記念撮影
    隅田駅の駅舎ペイント完成式後に全員で記念撮影

和歌山県橋本市隅田町の市立隅田中学校・美術部員8人と卒業生6人の計14人が、地元のJR和歌山線・隅田駅の駅舎に描いていた〝すーちゃん〟〝だっくん〟〝ひめちゃん〟の3人のキャラクターの壁画が完成し、12月27日、同駅前で「隅田駅舎ペイント完成式典」が開かれた。
JR西日本によると、隅田駅(無人)では、壁面に落書きされるたびに、隅田中学校の生徒たちが、雑巾で消しとるなど、駅舎の美化運動を続けてきた。今年2月、同駅を管轄する橋本駅の松村義博駅長が「いっそ美しい絵画で飾れば、落書きもなくなるのでは」と、同校に相談したところ、快諾してくれたという。
同校美術部の先輩で県立橋本高校2年の村瀬あいさんを中心に、卒業生と美術部・在校生が協力。智恵をしぼり、隅田駅の駅名から、萌えキャラ風の〝すーちゃん〟と〝だっくん〟を考案、さらに、地元が中将姫の歴史的舞台であることから〝ひめちゃん〟を加えた。
4月から酷暑の夏も、厳寒の冬も、毎月2、3回、同駅に集まり、駅舎を雑巾掛けするなど、壁面を磨き上げた上で、脚立にのぼるなどして、こつこつと水性塗料で描き上げたという。
上りホーム壁面は地元の恒例行事「隅田八幡神社の例大祭」を描いた、幅約5・5メートル、高さ2・5メートルの大作。鳳凰(ほうおう)を屋根に飾った金色の神輿(みこし)や、「祭」の字や巴模様のちょうちんを吊るした神輿を、ハッピ姿の若者たちが、威勢よく担いでいる姿が生き生きと表現されている。
また〝万葉の飛び越え石〟〝ヘラブナ釣り〟〝あじさいの里〟〝糸の懸け橋〟〝柿畑〟など、郷土自慢の名所旧跡など、かわいいキャラクターが登場してPR。「WELCOME わかやま」などの文字絵2枚を含め、〝壁画〟は計12枚にのぼる。
この日の式典は、JR西日本が主催。美術部の先輩や在校生、松村駅長、県振興局地域振興部の槙谷文宏副部長、橋本市の吉田長司理事、同市教委の松田良夫教育長、隅田八幡神社の寺本嘉幸宮司ら、約30人が出席。
松村駅長が「このまちの玄関である駅舎を、素敵な絵で飾っていただき、地域の活性化につながります」と謝辞を述べ、関係者も「これを契機に観光のシンボルに…」「人の心と心を結ぶ絆(きずな)に…」などと、生徒たちの努力を讃えた。
駅舎・改札口わきで、除幕式の後、松村駅長が美術部顧問の由良木強教諭や生徒たちに感謝状を贈呈。駅舎をバックに記念撮影し、お互いに完成を喜び合った。
美術部長で2年生の水浪まどかさんは「先輩たちの指導で、地域に貢献することが出来ました。絵は郷土の素晴らしさを知ってほしいという思いを込めて描きました。いい思い出になると思います」と話した。
写真(上)は隅田駅に〝郷土PR壁画〟を描いた隅田中学校・美術部の先輩、在校生ら(中)はその除幕式(下)は主な参加者が駅前で記念撮影。

更新日:2011年12月27日 火曜日 22:59

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