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「ありがとう&さよなら」紀伊見荘が感謝パンフ
3月末にオープン以来約40年の歴史に幕を閉じる和歌山県橋本市矢倉脇の国民宿舎「紀伊見荘」のフロントに、これまでの利用客に感謝する素敵なパンフレットが置かれ、入浴・宿泊客らが記念に持ち帰っている。
パンフはA4判の黄色い紙を三つ折りにした形。表面に「金剛生駒紀泉国定公園 国民宿舎 紀伊見荘Thank you and Good―bye ありがとうございました 3月30日まで平常通り営業いたします」とあり、「長年のご愛顧に感謝し心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました」と印刷。そばを走る南海高野線あたりから撮影した春らんまんの紀伊見荘のカラー写真で飾っている。
内側にも写真を添えて、施設の概要や食事、入浴、宿泊料金などを案内。裏面には弘法大師が開いた世界遺産・高野山や、大阪、和歌山府県境にある和泉山脈の秀峰・岩湧山、農家から直接仕入れたとれとれ野菜・果物が並ぶ「やっちょん広場」を紹介している。
4月以降、だれかが運営することになったとしても、このパンフは3月限りのものとなる。
更新日:2011年3月21日 月曜日 15:01