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チクタク♪時計草の花♡橋本・下坂さん方〜人々感動

「今、何時?」と尋ねたくなるような時計草(とけいそう)の花が、和歌山県橋本市慶賀野の下坂千代子(しもさか・ちよこ)さん(83)方で満開になり、訪れる市民らを感動させている。
時計草の名前は、花の中心の3本の雌しべが、時計の長・短針、秒針に見えることが由来という。
今、下坂さん方の正門わきで、高さ約3メートル、幅約2・5メートルに濃緑の葉が生い茂り、薄紫に白い花びらの約30輪の花が咲き誇っている。
下坂さんの話では平成8年(1996)、下坂さんの花畑にお堂と藤棚を設け、昔から畑に祀っていた「一願地蔵」を安置した。
この時計草は、その時、畑から移したもので、今は毎年6月〜7月中旬の正午〜夕方、綺麗に花開き、チクタクと音さえ聴こえてきそうな雰囲気である。
ここは金剛・葛城山系から紀の川へ流れゆく芋谷川のほとり。あたりは「日本情緒」を大切にした、世界的数学者・岡潔(おか・きよし)博士(1901~78年)のふる里でもある。
市民らは思わず「名前通りの花やな」と驚いているが、偉人・岡博士ならどんな感嘆詞を発するものか、ちょっと首をひねるのも楽しそう。
写真は下坂さん方の正門わきで満開の時計草の花。


更新日:2021年6月27日 日曜日 00:00

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