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「かわいい鴨とらないで」浮御堂の池、1羽不明

    人になついていた鴨がいなくなった浮御堂の池
    人になついていた鴨がいなくなった浮御堂の池
    人になついていた鴨がいなくなった浮御堂の池
    鴨がさらわれ今は落花だけが浮かぶ浮御堂の池

橋本市のカフェ&ギャラリーで
お姫さま「あのねえ、発信機さん、鴨がいないのですよ」
発信機「ええっ、どこの鴨ですか」
お姫さま「そこですよ、浮御堂のある、そこの池ですよ」
発信機「いない?それ、どういうことですか」
お姫さま「捕獲されたのでしょうね」
発信機「捕獲? それ狩猟法違反じゃないですか」
もの知り「そうや、ここは禁猟区やし、狩猟解禁は、まだまだ先や」
発信機「ひどいねえ、それは」
お姫さま「そうですよ。私、いつも、餌を運んでいたんです」
発信機「何匹いたんですか」
植物博士「4、5羽でしょうね。もともと、その程度はいたでしょう」
お姫さま「それが、最近では1羽でしたよ。私の姿を見ると、懸命に泳いで、近づいてくるんですもの」
発信機「ふむ、ふむ、よくわかります。でも、なぜ、捕獲されたんです?」
お姫さま「それはもう、当然ですよ。かわいそうにねえ。ひどいものです」
発信機「人になついているものを、とっつかまえるなんて、やっぱり、非道ですよね」
植物博士「そうそう」
もの知り「当たり前ですよ」
お姫さま「もう、悲しくなります。悲しく…」
植物博士「また、鴨、入れてもらいましょう」
発信機「だれにですか?」
もの知り「それ、あの鴨農法の鴨ですよ。田植えのときに、子どもたちに放鳥させる鴨」
発信機「ああ、鴨のヒナねえ。害虫は食べて駆除、草は足で泥をかき混ぜて除草。あの働き者ですか」
もの知り「そうですよ。お役目がすむ秋ごろに、池に移してもらえばいいですね」
発信機「お姫さま、捕獲しないで下さいと、張り紙すべきですね」
お姫さま「そんなことしなくても、捕獲する人の心が知れません」
発信機「ほんとうに。どこにも、罰当たりがいますね」
(登場人物は、いずれもニックネームです)

更新日:2011年4月15日 金曜日 21:41

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