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大雪でも「わしは入浴したよ」と貫禄ふぐり

橋本市の銭湯で

貫禄ふぐり「おおっ、今夜も会うたな」

送信機「そうですね。会いだしたら、こういうものですね」

貫禄ふぐり「ふむ。しかし、きのうの夕方も、雪が降ってきて、積もるんかいなと思ったら、帰りは、やんどった」

送信機「いやはや、助かりました。先日は、大雪で、この地方の平野部でも、10センチ以上は積もりました。マイカーで、この温泉の、すぐそこまで、来たのですが、そこの急坂ですべりましてね。入浴をあきらめましたよ」

貫禄ぶぐり「なんでよ。わしら、車で来て、車を坂の下へ置いて、ちゃんと入浴したで」

送信機「ええっ、そういう手がありましたか」

貫禄ふぐり「当たり前よ、なんでも、無理せんと、無理の手前で、冷静になって、ちゃんとやるもんよ」

発信機「いゃー、参った、参った。実はね、あの急坂、車で8割まで登れたんですが、向かいから車が来たんで、一旦止まったんですよ。そしたら、あの雪道、もうあきません。前輪がスリップして前へ進みません。とうとう、あきらめて、バックギア入れたんですが、危ないと思って、ブレーキ踏んだら、止まらんのです。ぎゅっぎゅっといってね。それどころか、じっとしていても、ずるり、ずるりとすべる。こらあかん、もうあかん。側溝へ落ちると何度、冷や汗かいたことか。徐々に、徐々に、サイドブレーキを併用して、やっとのことで、坂の下まで降りた。その時の、私の頭には、もう、入浴なんて考えは、消えうせていましたよ」

貫禄ふぐり「はっはっは…。まあ、そんなもんですな。そうそう。そういうものですよ」

発信機「むむっ。さあ、頭でも、洗うわ」

更新日:2011年3月4日 金曜日 23:26

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