特集

里山づくり子どもたち生き生き。草木染めや木工体験。橋本ひだまり倶楽部(石井敏明代表70、会員約100人)

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みんなで作った展望台
    みんなで作った展望台
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みんなで作った展望台
    建造中のツリーハウス
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花炭作りに挑戦する子どもたち
    花炭作りに挑戦する子どもたち

「あの荒れ山を、昔の里山に戻したい」。約10年前、当時の橋本市助役・石井敏明さん(現・橋本市民病院管理者)と、当時の教育長・森脇秀和さん(故人)が、そう決心した。荒廃していたのは、同市北馬場の同市運動公園北東の丘陵地(市有林)である。2人は「市民同士の協働作業で里山づくりに取り組もう」と考え、2000年4月、「橋本ひだまり倶楽部」を結成。その呼びかけに呼応して、週末には多くの市民が、家族連れで参加。植樹や下草刈り、遊歩道の整備などに汗を流した。今では山は、すっかり里山としてよみがえっただけでなく、山頂付近には丸太組みの展望台が完成。さらに今夏には、樹上に家を組んだ「ツリーハウス」が出来上がる手はずだ。山全体には、市民が丹精こめて植えたクヌギやコナラなどが大きく育ち、そこにはクワガタムシやカブトムシ、マダラチョウやルリタテハ、メジロやヤマガラなどの昆虫、野鳥がわんさと棲んでいる。同会の役員約10人は、物づくりや野鳥観察などの野外活動に詳しい専門家ぞろい。子どもたちはその指導を得て、この里山の中で、星空・野鳥観察、窯焼きピザ作り、タケノコ掘り、草木染め、木工体験などに挑戦。終日、笑い声が絶えない。野外活動中、たまに誤ってナイフで手を切ったり、蜂に刺されたりする子もいるが、理解ある保護者ばかりで、主催者への苦情は一切ない。石井代表は「今の子どもたちは、材料を与えれば組み立てるが、刃物を使って材料を作ることができないし、火を怖がってマッチを擦ることもできない」と前置き。「この里山で、いろんなことを経験し、自然との共生の楽しさや、創意工夫の大切さを学んでいる。将来、自分にも社会にも、きっと役立つことでしょう」と。目を細めている。(参考=ホームページ検索は「橋本ひだまり倶楽部」で。事務局は〒648・0061 同市北馬場454。電話&ファックス=0736・32・5151)

(2011年3月1日、曽我 一豊)


更新日:2011年2月1日 火曜日 00:00

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