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<お知らせ>心癒す橋本市民菊花展15日まで杉村公園

美しい自然に恵まれた和歌山県橋本市御幸辻の杉村公園・芝生広場で、県内最大級の第43回「橋本市民菊花展」(橋本市民菊の会主催)が開かれ、大勢の家族連れや若いカップルらが、深まりゆく秋を満喫している。11月3日(火)、平成27年度・橋本市文化奨励賞を受賞する橋本市民菊の会会員の中前和代(なかまえ・かずよ)さんは「皆さん丹精込めて育てた菊の数々、ごゆっくりご観覧ください」と来場を呼びかけている。会期は11月15日(日)=午前9時~午後4時=まで。観覧無料。
展示会場は芝生広場の通路両側に花壇を設け、立て簾(すだれ)で囲って、「大菊」「福助」「だるま」「懸崖(けんがい)」「学校」「総合」など各部門で、会員約40人が育てた計400数十鉢の菊を展示。菊の花が断崖に懸(かか)るような形の「懸崖」、まさに福助人形のようにふくよかな「福助」など、瑞々しい赤や白、黄色の彩りを放っている。
とくに栽培者の高齢化により、各地で菊花展が中止傾向にある中、「橋本市民菊花展」は沢山の見事な菊を出展しており、市民はもちろん大阪府や五條市方面からの観覧客も多く、郷土の誇りともなっている。
それでも高齢化のため、栽培者の減少は避けられず、中前さんは「できれば若い人たちが、当会に入会され、本格的に菊栽培を学んで、この素晴らしい菊花展を継承してほしい」と話している。
問い合わせは、橋本市民菊の会事務局(橋本市商工観光課内=電話代表0736・33・1111)へ。
写真は開催中の「橋本市民菊花展」の風景。


更新日:2015年11月2日 月曜日 22:33

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