弘法大師・空海の高野山開創1200年記念大法会(4月2日~5月21日)の半ば頃に見頃を迎えていたクマガイソウ(熊谷草)。 ふくらんだ唇弁(しんべん)が、源平合戦の武将・熊谷直実(くまがい・なおざね)の背負った流れ矢を防ぐ武具「母袋(ほろ)」に似ていたことから、クマガイソウと名付けられたといわれています。 ク… 続きを読む
和歌山県橋本市の北部地域の消防・救急拠点である「橋本北消防署」=北岡卓(きたおか・たかし)署長=で、5月25日、同市内の幼稚園、保育園、こども園の子供たち約300人が、消防・救急訓練を見学した。同消防署は北部地域の人命・財産を守るため、平成23年(2011)に新設されたが、これほど大勢の子供たちの訓練見… 続きを読む
山地のやや湿り気のある腐植質の多いところに生える腐生植物で多肉質。乾くと黒くなります。腐生植物とは、菌からの養分供給に頼り、生育に必要な養分のすべてを、菌に依存する菌従属栄養植物のこと。樹林と共生、菌から養分を得て、生育しています。 茎の高さは8~20センチ。全体が白色で葉緑体を持たず、葉は白い鱗… 続きを読む
国の無形民俗文化財「伊勢大神楽(いせだいかぐら)」の一行7人が、今年も風薫る5月、和歌山県橋本・伊都地方を訪れ、2頭の獅子が、笛太鼓の音曲に乗って、優雅に舞を奉納、初夏の風物詩を感じさせている。 伊勢大神楽講社(三重県桑名市)によると、約800年前から、高齢・病弱などで〝お伊勢参り〟ができない人々のた… 続きを読む
ヒメシャガ(姫射干)の花言葉は決心、抵抗、忍耐。普段見ているシャガに少し似ていて、全体に小さく、やさしい花姿から、ヒメシャガと呼ばれています。高野山の三宝院が大切に育てています。 花の外側に外花被(がいかひ)という大きな花びらがあり、その中央には白い部分があって、紫の筋と黄色い斑点が入っています。 内… 続きを読む