シャクナゲ(石楠花)はツツジ科の常緑低木。昭和62年(1987)に高野町の町の花に選定。江戸時代中期に貝原益軒が著した「大和本草」には、石楠花のことを「山本なり。とべらの葉に似て長く厚し(略) 3月に淡紅花を開く。花大にして芍薬に似、甚(はなはだ)美なり」と記している。 民家に植えると、その家の女児は、そ… 続きを読む
立志、進取、協働を教育目標に掲げて今春開校した和歌山県立伊都中央高校(橋本市高野口町名古曽)で、地域の各施設と学校が連携した県内初の「介護職員初任者研修開講式」が開かれた。 開講式には、同校の生徒14人(女12、男2)が参加。来賓として橋本市介護保険施設連絡協議会会長で特別養護老人ホーム「天佳苑」の堀… 続きを読む
大阪に近い〝山峡の温泉〟として知られる和歌山県橋本市矢倉脇115の温泉宿泊施設「紀伊見荘」の周辺で、今、椎(しい)の花が満開になり、自然を愛するハイカーらの目を楽しませている。 椎の花は、ブナ科の常緑高木で、この季節、長い淡黄色の花を咲かせる。同温泉は南海高野線・紀見峠駅近くにあり、温泉の窓から眺め… 続きを読む
両腕のないハンディを克服し、口に筆をくわえて書画を表した大石順教尼(じゅんきょうに、本名=よね=1888~1968年)ゆかりの和歌山県九度山町九度山1327の「旧・萱野家(かやのけ) =大石順教尼の記念館」で、同家の町文化財指定5周年記念企画展「心で描く仏の世界~順教尼の交友の歴史と仏画展」が開かれて… 続きを読む
和歌山県橋本・伊都地方を流れる紀の川の上空で、5月10日朝、長い帯状の「棚雲(たなぐも)」が生まれ、新緑の国城山をバックに初夏の光景を呈した。 この日、夜明け頃は、紀の川一帯に濃霧が立ち込め、同市東家の愛宕山付近から眺めても、国城山や市役所周辺の家々が、まったく見えない。 ところが、午前7時過ぎには… 続きを読む