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初詣、節度も清々しく♡隅田八幡〜家族安泰など祈る

国宝・人物画象鏡で名高い、和歌山県橋本市隅田町垂井の隅田八幡神社=寺本嘉幸(てらもと・よしゆき)宮司=は、令和3年元旦、大勢の参拝者が訪れ、昔ながらの日本の節度を守り、家族安泰や疫病退散などを祈った。 同神社は日本最古の金石文の人物画象鏡が伝わる古社で、正月の小豆粥(あずきがゆ)占い「管祭(くだま… 続きを読む
妙楽寺で真昼の鐘♪橋本・白銀の世界〜子供ら大喜び

和歌山県橋本市東家の真言律宗・妙楽寺=岩西彰真(いわにし・しょうしん)住職=で12月31日、昔ながらの「除夜の鐘」を、今回から「真昼の鐘」に変えて営まれた。 この日、高野山麓は今冬初の積雪となり、訪れた家族連れらは、白銀の世界で鐘を鳴らし、子供たちは雪だるまをつくって大喜びだった。 同寺は820年(… 続きを読む
美しい常緑の笹、開発奉納♡学文路天満宮へ大弥工芸

〝まちの発明家〟として知られる、和歌山県橋本市隅田町の大弥工芸社長・奥村浩章(おくむら・ひろあき)さんは「枯れない笹」を開発し、12月30日、学門の神様と崇敬される菅原道真公を祀る、同市南馬場の学文路(かむろ)天満宮に奉納した。 この常緑の笹は同県紀見野町の山で伐採した、長さ約5メートル、直径約7… 続きを読む
枯蓮に時の流れ♡真土万葉の里〜命の尊さしみじみ

万葉人が往来した〝飛び越え石〟のある、和歌山県橋本市隅田町真土の「真土万葉の里」の蓮池(はすいけ)は12月29日、まさに真冬の枯渇風景を呈している。 この夏に咲いた大賀ハスも、今秋、水底に輝いた日輪も、まるで夢のように、時の流れの早さ、日々の命の尊さを感じさせている。 この蓮池は〝飛び越え石〟で名… 続きを読む
大銀杏に新しめ縄♡細川の祇園さん〜幟旗も風に鳴る

病気除けの神様としても尊崇される素戔鳴命(すさのおのみこと)を祀る、和歌山県高野町細川の八坂神社は12月28日、新しいしめ縄や幟旗などの迎春準備が整い、年の瀬の神々(こうごう)しさを呈している。 同神社の本殿や拝殿は、木造檜皮葺(ひわだぶき)で、谷川と森の間にどっしりと建つ。 弘法大師・空海が修行… 続きを読む