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笑顔の♡型ひまわり〜応其小児童が栽培〜市民ら感激

「みんなで笑顔の花を咲かせよう」と、和歌山県橋本市立応其(おうご)小学校=辻脇昌義(つじわき・まさよし)校長=は、玄関近くの畑でひまわりを栽培し、満開になった7月24、25両日、「♡型ひまわり観望会」を開いた。
全校児童262人が5月、空から見てハート型に種をまき、同校の園芸委員会(5、6年生)が「みんなでえがおの花をさかせよう」と書いた看板を設置。ボランティア児童約60人と草引きなどに汗を流してきた。
今では約700本が高さ約2メートルに育ち、真っ黄色の大輪の花を咲かせ、太陽と校舎を仰いでいる。24、25両日は家族連れが、ひまわりを間近で観覧したり、校舎からスマホ撮影したり、楽しい時間をいただいた。
辻脇校長は前任の信太小・校長時代、大震災の被災地・福島の復興を願って、「福島ひまわり里親プロジェクト」に参加。
児童と一緒に福島の種でひまわりを栽培。開花後に収穫した種は福島へ送り、現地では「復興のシンボル」として駅や旅館、学校などで咲かせている。
ひまわり栽培は信太小で2回、応其小で3回目となり、今回の見頃は7月末頃まで。今年も種は福島へ送る方針だ。
辻脇校長は「ひまわりも、子供たちと同じで、精魂込めたら、すくすく育ちます。また、ひまわり栽培は、子供たちの将来にとって、とても大切な体験だと思います」と話していた。
写真(上、下)は綺麗に咲いたハート型ひまわり畑をスマホ撮影する女性たち。写真(中)は太陽を見上げるひまわりの花。


更新日:2021年7月26日 月曜日 00:00

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