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〝雲の造形〟もくもくと♡橋本・ライオン貌など出現

和歌山県橋本・伊都地方は、梅雨の晴れ間の6月17日、山河もまちも強い日差しが降り注ぎ、大空には入道雲(にゅうどうぐも)などが現れて、心地よい〝雲の造形芸術〟を繰り広げた。
午後3時過ぎ、橋本市東家の真言律宗・妙楽寺の愛宕山付近に立つと、JR・南海橋本駅の空は、白い雲々でいっぱい。その下を電車が颯爽と往来していた。
雲は紀の川沿いの山々の尾根伝いから沸き立ち、そのかたちは刻々と変化して、時には巨大なライオンの貌(かお)になったり、やさしい女神さまが微笑んだり。
夕刻、橋本川の松ヶ枝橋のたもとに立つと、外灯と花水木(はなみずき)の空は、まるでせせらぎのように鱗雲(うろこぐも)が流れ、やや下方から西日を受けていた。
東家墓地へ墓参りに行く途中の高齢女性は、「きょうの雲は、とても綺麗ですね。写真撮影が大好きだった亡夫は、指をまるめて覗き、撮り方を考えていましたよ」と、空を見上げていた。
写真(上)はJR・南海橋本駅の大空をおおう雲の風景。写真(中)はライオンの貌となった白い雲。写真(下)は橋本川・松ヶ枝橋付近から見上げた夕方の鱗雲。


更新日:2021年6月18日 金曜日 00:00

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