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疫病鎮静へ茅の輪くぐり♡丹生都比売神社〜祈り続々

和歌山県かつらぎ町上天野の世界遺産・丹生都比売(にうつひめ)神社=丹生晃市(こういち)宮司=で、6月6日の日曜日、多くの参拝者が訪れ、楼門前で「茅の輪くぐり」をして、疫病鎮静、心身清浄を祈った。
この日、例えば、ご高齢夫婦が参拝して、杖をつく妻を夫が手で支え、ゆっくりとやさしく茅の輪をくぐる。若者カップルは、女性が輪を通り抜けて、大の字に手をひろげると、男性は正面からスマホ撮影、笑顔に輝いていた。
「茅の輪くぐり」希望者は、同神社が用意した「大祓人形(おおはらえひとがた)」に氏名、年齢(数え年)、初穂料を書き、人形を手に持ち、自らの体をなでて、息を3回吹きかけ、もろもろの罪穢(つみけがれ)をそこに移す。
大祓人形を同神社に差し出した後、神社境内に設けられた茅の輪を1回目は左回り、2回目は右回り、3回目は左回りでくぐり、参道を楼門へ進んで本殿に参拝する。
6月30日(水)午後4時からは、「夏越の大祓式(なごしのおおはらえしき)」を執り行い、神職が大祓詞(おおはらえことば)を奏上。人々の罪穢を祓い清め、健康と弥栄(いやさか)を祈ってくれる。
大祓の初穂料(3000円以上)志納者には毎年、疫病退散の「茅の輪守(ちのわもり)」が贈呈されている。問合せは同神社(電話=0736・26・0102)へ。
写真(上、中)は丹生都比売神社の「茅の輪くぐり」風景。写真(下)は夏越の大祓式・茅の輪神事の一コマ=同神社チラシより。


更新日:2021年6月7日 月曜日 00:00

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