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御衣黄が満開♡写真展DVD上映へ~紀見地区公民館

和歌山県橋本市城山台2丁目の城山台中央公園で4月9日、名物・みどりのさくら「御衣黄(ぎょいこう)」が、他の桜とともに満開になり、市民の心を潤している。
今年も新型コロナ禍で、出店や大道芸などの「みどりのさくらまつり」は断念。その代り、近くの紀見地区公民館では、13日から「DVD上映&写真展」が開かれる。
御衣黄とは、この桜が、平安貴族の衣装の色彩に似ていることから、そう名付けられた。初めは淡い緑色で、徐々に黄色に変化し、花の中心部が赤く染まっていくのが特徴という。
この御衣黄は同公園ができた約50年前、橋本の造園業者が植樹した。5年前には老衰化で枯死寸前となり、枝の伐採など手当てを施し、近くに幼い〝後継桜〟を植えた。
今は御衣黄が、ある程度よみがえり、若木と共に美しい花を咲かせ、周囲の八重桜や牡丹桜とともに、愛犬と散歩する市民らの心を和ませている。
西隣の同公民館では、4月13日(火)午後1時~午後4時、14日(水)~17日(土)午前10時~午後4時、18日(日)午前10時~午後3時、館内で「みどりのさくらまつり」の写真展を開催。
13日(火)午後2時~同3時、14日(水)~18日(日)には、午前の部(10時30分~11時30分)と午後の部(2時~3時)の各1回、DVDも上映する。
例えば、DVDは約10年前、フォトライター・北森久雄(きたもり・ひさお)さんが撮影した御衣黄の風景などで、坂部守哉(さかべ・もりや)館長は「ぜひ、お楽しみださい」と言っている。
観覧無料。但しマスク着用、手指消毒が必要。自宅の検温で、37度以上か平熱より1度以上高い場合は、入館を控えなければならない。
紀見地区公民館(電話=0736・37・2302)。
写真は八重桜の向こうに見える御衣黄。写真(中)は御衣黄のクローズアップ。写真(下)は綺麗に咲いた八重桜=背景は県立橋本体育館の屋根と高野山系の山々。


更新日:2021年4月10日 土曜日 00:00

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