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紀州へら竿、魅力溢れる♡名匠・山上氏の受賞記念展

日本の伝統的工芸品・紀州へら竿の製竿師・山上寛恭(やまうえ・ひろやす)さん(69)=和歌山県橋本市東家=の「名匠表彰受賞記念展」が、和歌山市の県庁正門前の県民文化会館1階・特設展示室で開かれ、好評を博している。2月22日(月)まで。入場無料。
橋本市は紀州へら竿作り100年以上の歴史あるまち。山上さんは地元の紀州製竿組合・元組合長で、紀州へら竿の手作り超一級の名人。
山上さんは高校卒業後、へら竿師の父・高司(たかし)さんに入門。父の逝去後、へら竿師の叔父・文雄(ふみお)さんの元で修業し、23歳の時に父の2代目・竿銘「こま鳥」を継承。平成30年(2018)に伝統工芸士に認定され、令和2年度の和歌山県「名匠表彰」を受けている。
記念展では、父・高司さんのへら竿6点を含む約30点のへら竿や、竹ヤスリ、火入用七輪などを卓上にずらり展示。壁のパネルでは真竹、高野竹、矢竹の3種類の材料、約130にのぼる製作工程などを、写真と文で紹介している。
すでに橋本市の平木哲朗(ひらき・てつろう)市長や地元区長をはじめ、県内外から観覧に訪れており、改めて紀州へら竿の歴史、文化、へら竿の芸術性に感銘を受けている。
同受賞記念展は午前9時30分~午後5時(最終日は同3時)。
山上さんは「へらぶな釣りは、釣った魚を池に戻します。その心は、浮きの浮沈、竹竿の感触、魚との呼吸です。子供心に戻れるし、陰鬱な心は解消されます」と説明。「ぜひ、精魂込めた、へら竿をご覧ださい」と話していた。
写真(上)は展示したへら竿を紹介する山上寛恭さん。写真(中)は父・高司さんの遺作6点を含む山上さんのへら竿の逸品。写真(下)は観覧者をほのぼのさせる「名匠表彰受賞記念展」の風景。

更新日:2021年2月21日 日曜日 00:00

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