ニュース & 話題

高野山で初冠雪♡朱色の根本大塔、どっしり仁王像

和歌山県高野町の世界遺産・高野山は12月14〜15日、今冬初の雪が降り、高野山真言宗総本山・金剛峯寺や壇上伽藍、奥の院などで初冠雪の風景が見られた。
高野山は14日に霙(みぞれ)、やがて雪に変わり、15日正午過ぎには、約5センチの積雪となった。気温はマイナス2〜1度と冷え込み、いよいよ真冬日の到来。
金剛峯寺の桧皮(ひわだ)屋根や、枯れた蒲の穂(がまのほ)の立つ庭池、境内一面が雪化粧し、壇上伽藍の朱塗りの根本大塔や、御影堂、金堂なども眩いばかり。
大門の左右に立つ、阿吽(あうん)の仁王像は、まるで疫病を退散させるように、ぐいと両眼を見開いて、雪中の参拝者を迎える。
さすがにこの寒さ。人影はまばらだったが、高野山の雪化粧には感動して、白い息を吐きながら、スマホ撮影などを楽しんでいた。
今年も大晦日や元旦には、多くの参拝・観光客が訪れ、由緒ある白鐘楼(はくしょうろう)の「大塔の鐘」(高野四郎)の音に心打たれそう。
写真(上)は壇上伽藍の根本大塔や御影堂などの雪景色。写真(中)は初冠雪の高野山・金剛峯寺。写真(下)は降る雪の中で高野山・大門の仁王像を見上げる人影。


更新日:2020年12月16日 水曜日 00:01

関連記事

ページの先頭に戻る

  • 標準
  • 大
  • RSS
  • サイトマップ

検索

過去の記事