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甘熟・富有柿「夢」出荷へ♪九度山の農家・選果開始

富有柿(ふゆうがき)の最高級品とされる甘熟柿(あまじゅくがき)「夢(ゆめ)」の選果作業が12月5日、その本場である和歌山県九度山町のJA紀北かわかみ・マルい選果場で始まった。
7日以降、大阪の中央卸売市場へ出荷、セリにかけられた後、大阪の有名デパートで販売される。
この富有柿は、同町内の20軒の農家が、今年8月中旬から、柿玉一つ一つに雨をはじいて通気性のいい紙袋をかぶせ、やさしく甘熟させてきた。
この日、JA職員らは収穫した富有柿から、優良なを柿を選別し、センサーで糖度や玉太り具合を識別。さらに職員の眼力で出来具合を見極め、最高級品の「夢」と、それに次ぐ「希(のぞみ)」を厳選した。
逸品「夢」は糖度18度以上で、果頂部(かちょうぶ)が丸みを帯びて艶(つや)があり、単なる熟柿(じゅくし)と違って歯触(はざわ)りがよい。「希(のぞみ)」も「夢」に近い美味しさで、東京方面の卸売市場に出荷、デパートで販売される。
同JAではこれまで「夢」(1箱約6~9個入り)を出荷し、1ケース3万円(御祝儀相場)という高値で競り落とされたこともある。今年の店頭販売価格について、昨年を上回る「1箱2万円前後になるのでは」とみている。
この日の選果作業の後、JAのイメージキャラクター「かきたん」が登場。宮崎卓郎(みやざき・たくお)組合長ら関係者が、「夢」「希」を披露して記念撮影。
同選果場・甘熟富有柿部会の中谷裕一(なかたに・ゆういち)部会長は、「7、8月には長梅雨や干ばつに悩まされたが、その後は好天続きとなり、やや小玉傾向ながら、糖度は高くて色つやも良好。皆様に喜んでいただけます」と話していた。
写真(上)は甘熟富有柿「夢」をアピールする「かきたん」と宮崎組合長、中谷部会長ら。写真(中)は箱詰めされた甘熟・富有柿「夢」「希」の輝き。写真(下)は選果場に飾られた「かきたん」と富有柿「夢」「希」。

更新日:2020年12月6日 日曜日 00:00

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