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石童丸物語や京大坂道学ぶ♡橋本市の学文路小児童たち

世界遺産・紀伊山地の霊場と参詣道を学ぶ「伊都地方子ども地域学習教室」が、和歌山県橋本市学文路の市立学文路小学校で開かれ、同校児童27人が参加して、弘法大師・空海が開いた高野山や同校近くの高野参詣・京大坂道の歴史などについて学んだ。
伊都振興局や高野七口再生保存会などで組織する同実行委員会が主催、関係者ら約10人が指導した。
伊都振興局総務県民課の井口勝彦(いぐち・かつひこ)主任が、紙芝居をスクリーン上映しながら、石童丸物語の舞台「学文路苅萱堂(かるかやどう)」や、高野山・女人堂へ「学文路三叉路道標石(どうひょういし)」など要所について楽しく説明した。
この後、児童らは同校を出発、道標石などが残る京大坂道を約1キロ歩いた。学文路苅萱堂では、高野山真言宗・西光寺の田野賢朗(たの・けんろう)住職が、石童丸物語の紙芝居を上演、奥深い親子愛を伝えた。
児童らは楽しそうに目を輝かせ、梅本利樹(うめもと・としき)実行委員長は、「世界遺産・高野山やふる里の歴史・文化に誇りを持ち、しっかり勉強して、その魅力を広く世界に伝えてほしい」と話していた。
写真(上)は井口主任から高野山や京大坂道の歴史を聴く学文路小の児童たち。写真(中)は京大坂道を歩く児童たち。写真(下)は田野住職から紙芝居で石童丸物語を教わる児童たち=伊都振興局提供。。


更新日:2020年12月5日 土曜日 00:03

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