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フロストムーン雲間に輝く♡橋本・霜月ひしひしと

霜月(しもつき)の11月30日夜、和歌山県橋本・伊都地方の空に、フロストムーン(霜の月)と呼ばれる満月が時折あらわれ、天体ファンを感動させた。
午後6時30分頃、同市古佐田のJR・南海橋本駅・西の踏切付近に立つと、冬雲が途切れるたびに、煌々と満月があらわれ、再び雲に覆われる。
同50分頃、同市東家の真言律宗・妙楽寺の愛宕山へ移動すると、改めて雲間から満月が出てきて、難波〜橋本〜高野山を往来する列車を照らす。
家々の山茶花、実南天、薄(すすき)も、月光の中で冷たい夜風に吹かれ、霜降シーズンの趣(おもむき)を繰りひろげていた。
ただ、月が地球の影に入る「半影月食」は、波のように押し寄せる雲に遮られて、確認することはできなかったが、写真撮影に挑んだ市民は、「それでも太陽、地球、月の存在や、その動き、バランスの凄さを思うだけで楽しい」と喜んでいた。
写真(上)は午後6時30分頃、雲間から現れたフロストムーン。写真(中)はJR・南海橋本駅の空のフロストムーン。写真(下)は月光を浴びるススキとフロストムーン。


更新日:2020年12月1日 火曜日 00:00

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