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高野の花たち(247)綺麗、イイギリの真っ赤な実

イイギリ(飯桐)はヤナギ科の落葉広葉樹で、樹高10~15メートルにもなる高木です。別名ナンテンギリ(南天桐)と呼ばれています。
和名の飯桐は昔、大きな葉で飯を包んだためといわれ、木の姿が桐に似ているのでこの名がつきました。
樹皮は灰白色で、滑らかですが、赤い点(皮目)が多くできます。この皮目で呼吸が行われるそうです。材は軽量で、桐の代用として、下駄や箱に使われることもありますが、桐ほどには重宝されず、薪に使われるようです。
花は4~5月雄雌異株で、雄の木には雄花が、雌の木には雌花が咲きます。花は直径1センチほどの黄緑色で、花弁はなく、たくさんの花が房状に集まって垂れ下がって咲きます。
花房の長さは10~20センチで雄花の方が少し長めです。しかし、卵円形で長さ8~20センチもある大きな葉っぱの陰にできるうえ、木の高い場所で咲くのでほとんど目立ちません。
初冬の高野山・大門近くで、真っ赤な実がブドウの房のように垂れ下がる姿は美しく、見事です。花言葉は「恵まれた人」「恵まれた恋」「豊穣」です。 (T記)

更新日:2020年11月13日 金曜日 22:01

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