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汽車・模型走る♡橋本の鉄道庭園人気~森本さん創設

模型・蒸気機関車が汽笛を鳴らし、人々を乗せてシュッポシュッポと走るーー。和歌山県橋本市東家1085の1の元鉄道工事会社員・森本昌明(もりもと・まさあき)さん(67)が、自宅東側に設けた鉄道庭園「紀南鉄道」が、県内外の多くの人々を驚かせ、喜ばれている。
ここは京奈和自動車道・ICから側道を西に走り、近くの坂道を左に折れた、木々が生い茂る山中である。
広さ約1500平方メートルもある庭園には、でっかい信号機が立ち、線路はゆるやかに変形・大楕円を描いて敷設され、屋根付きプラットホームもある。
中央部には、汽車・列車を眺める集会所(木造・10人収容)があり、庭のあちこちにスモモ、イチジク、ミカン、ウメ、カキなどの果樹を植栽、葉陰のトンネルができている。
この光景が、自宅2階ベランダから展望でき、近くの棚には、テレビでお馴染みの「きかんしゃトーマス」など、沢山の魅力的な模型車両が展示されている。
森本さんは、鉄道ファンや子供たちから「乗せてほしい」と頼まれると、にっこり快諾。自身は汽車、お客様は連結車両にまたがり、ヴオーッと汽笛一声、力強く走り出すと、歓声が上がる。
森本さんは約15年前、両足が不自由になり、退社後の平成21年(2009)3月、自己所有の山林内の畑に紀南鉄道を開設。一部自作の機関車や列車を走らせた。
さすがに、本職は鉄道仕事だつただけに、JRや私鉄各社の親友は多く、森本さんの汽車に乗った新幹線・運転士は、「なんとお見事、とても快適です」と感激。毎年、多くの朋友(ほうゆう)が集まり、庭園・集会場で汽車と宴会を楽しでいる。
最近では、鉄道愛好家でつくる「はしもと鉄道クラブ」=森本宏(もりもと・ひろむ)会長=の会員10数人が見学・取材して「素晴らしい」と絶賛。会員の北森久雄(きたもり・ひさお)さんは、「新型コロナ禍の中、こんな空気のいい庭で、蒸気機関車と遊べるのは至福です。子どもたちには、とてもいい体験になりますね」と話していた。
森本さんは、両足の不自由さにも負けず、「鉄道に関する活動は、まだまだこれから。頑張りたい」と張り切っている。
写真(上、下)は鉄道庭園「紀南鉄道」を森本さん運転で走る蒸気機関車=連結車両・乗車体験は北森さん。写真(中)は「きかんしゃトーマス」などが展示されている森本さん宅ベランダ。

更新日:2020年10月13日 火曜日 00:00

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