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高野山の紅葉始まる♡楓・銀杏・桜〜人々の心癒す

弘法大師・空海が開いた世界遺産・高野山(和歌山県高野町)は、台風一過の10月11日の日曜日、木々の葉が色づき始めていて、新型コロナ禍で辛い参拝・観光客の心を癒した。
高野山真言宗総本山・金剛峯寺前の駐車場は、さすがに新型コロナ禍から少々復活して満車状態で、周辺の銀杏(いちょう)数本は、緑葉から黄葉に変色しつつある。
本山から壇上伽藍(だんじょうがらん)に通じる蛇腹道(じゅばらみち)では、楓(かえで)や櫨(はぜ)、桜などの木々が淡く色づき、秋の深まりを感じさせる。
伽藍の杉木立の陰では、前日の強風にあおられた杉葉がわんさと落ちていて、金堂や孔雀堂などを背景に、芸術ともいうべき斑(まだら)模様を描いていた。
この紅葉・黄葉は、今月下旬から来月上旬にかけて、最高潮に達しそう。
近くの高野山霊宝館では、特別・企画展「大師号下賜1100年記念大宝蔵展~高野山の名宝 皇室と高野山」が開催中で、紅葉・黄葉とともに名宝観賞すれば、秋が一層楽しくなりそう。同展は12月6日(日)まで。
写真(上)は紅葉が始まった高野山・金剛峯寺~壇上伽藍の蛇腹道。写真(中)は黄葉が始まった金剛峯寺前の駐車場周辺。写真(下)は台風14号で壇上伽藍に散り敷いた杉葉模様。


更新日:2020年10月12日 月曜日 00:00

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