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ご先祖偲び供花合掌♡お彼岸の根来寺~周辺散策も

平安時代後期の高野山真言宗の座主で、真言宗中興の祖の興教大師(こうぎょうだいし)覚鑁(かくばん)上人が開いた新義真言宗・根来寺(ねごろじ)=和歌山県岩出市=は、彼岸の入りの9月19日、今なお百日紅(さるすべり)の花が咲き、六地蔵や墓所は、沢山の供花でまばゆくなり、ご先祖を偲ぶ人々の姿が往来した。
覚鑁上人(1095~1144)は、高野山の開祖・弘法大師空海が入定(にゅうじょう)して、約300年後に根来寺を開創。寺領70万石、僧兵1万人を誇った。豊臣秀吉の焼打ちで、ほとんどの塔頭寺院は焼失したが、室町時代建立の国宝・大塔などは残っている。
この日、覚鑁上人の御廟(ごびょう)に向かう参道わきでは、真っ赤な前垂れ姿の六地蔵が微笑み、周辺の墓所には、家族連れが次々訪れて供花、祖先の冥福を祈った。
聖天堂前の池には、はっきりと秋の雲が映り、その後ろに大伝法堂や国宝・大塔が見える。甍葺(いらかぶき)の本坊境内では、紅白の百日紅(さるすべり)が満開で、煙出(けむだ)しでは煙が漂っている。
参拝者らは、お墓参りの後、スマホ片手に散策。「今年は新型コロナ禍に悩まされたが、ここに来るとほっとする」「寺院跡の田んぼの畦道には、間もなく曼珠沙華(まんじゅしゃげ)がいっぱい咲いて綺麗」などと話していた。
入山料500円。駐車無料。
写真(上)は根来寺・奥の院参道わきの六地蔵=背景は国宝・大塔。写真(中)は聖天堂と庭園の池=背景は大伝法堂や大塔。写真(下)は本坊境内で満開の百日紅。

更新日:2020年9月20日 日曜日 00:00

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