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妖怪アマビエ様アート♡橋本・疫病撃退へ市民ら描く

妖怪・アマビエ様を描いて、新型コロナ退散を願う〝寄せ描き会〟が9月12日、和歌山県橋本市高野口町の高野口地区公民館=藤田ひとみ館長=で行われた。
そのタイトルは「みんなでアート〜アマビエ様を描いて疫病撃退〜」。講師は名高い書家・篆刻(てんこく)家の三田象山(みた・しょうざん)さんで、子供から高齢者まで約30人が参加した。
藤田館長が、アマビエ様とは、江戸時代に光輝いて海に現れ、「疫病が流行したら、私の姿を描き写した絵を、人々に早々に見せよ!」と言い、疫病を封じたと伝わる、と説明してスタートした。
大きな1枚の紙には、三田さんが墨で描いたアマビエ様に、子供たちが絵の具を使って、多彩な彩りを施した。もう1枚の紙にはさまざまなアマビエ様の絵を参考に、自由自在に表現して彩色。墨では「疫」「病」「撃」「退」などと、力強い文字を書き入れた。
丹精込めて完成した眩しいほと゜の「アマビエ様アート」(2枚の高さ約6メートル、幅約5メートル)は、墨や絵の具が乾き次第、同公民館玄関に掲示すると言うことで、13日(日)以降はじっくりと観覧できそう。
参加者らは「アマビエ様を描くのがとても楽しい」「確かに爽快なのでコロナは退散するでしょう」などとにっこり。三田さんは「大勢が参加されてよかった。皆様とともに疫病退散を祈ります」と、描き方を見守っていた。
写真はいずれも妖怪・アマビエ様を描いたり、彩色したりする参加者たち。


更新日:2020年9月13日 日曜日 00:00

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