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高野の花たち(239)樹陰で実直にトチバニンジン

トチバニンジン(栃葉人参)は、ウコギ科トチバニンジン属で、日本国内に広く分布し、山地の樹陰や山林に生える高さ50センチほどの多年草です。
地上部はチョウセンニンジンによく似ています。竹の節のような硬い結節のある根茎が、地中を横走り、1年ごとに1節殖えていくため、生薬名を竹節人参(ちくせつにんじん)と呼んでいます。
地上茎は単一で垂直に伸び、無毛で手のひら状。複葉は5~7枚の小葉からなり、縁がギザギザになっていて、栃の葉に似ていることから栃葉人参の和名になったようです。
花は球状の散形花序に黄緑色の小さな花を多数つけ、果実は熟し赤く時折、先端上部が黒くなるものもあります。苦味があって根茎とともに健胃、去痰、強壮を目的とした漢方薬に配合されるそうです。
高野山内の国道371号沿いの杉林で、偶然にも数個の実の上部が黒いのが目に止まりました。この花言葉は「実直」です。(S記)

更新日:2020年9月11日 金曜日 20:59

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