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心和むサルスベリ並木♡運動公園~土砂降りの雨の後

台風9号が九州地方に接近した9月2日の白昼、和歌山県橋本市北馬場の運動公園のサルスベリ(百日紅)並木は、土砂降りの雨に見舞われ、雨が上がると紅白の彩りを放って、散策する市民の心を和ませた。
橋本は日本女性初のオリンピック水泳金メダリスト・前畑秀子(まえはた・ひでこ=1914~95年)さんや、潜水泳法による金メダリスト・古川勝(ふるかわ・まさる=1936~93)さんのふる里である。
このサルスベリは、平成5年(1993)から同12年(2000)にかけて、「前畑・古川記念プール」や県立体育館などの建設に伴い、歩道沿いに計76本が植えられた。
近くにはテニスコートやグラウンドもあり、サルスベリの花は、水泳少年やテニスグループ、マラソン選手らの心を潤し、励ましてきた。
今年も8月上旬に色づきはじめ、今なお街灯のそばで、ぼんぼり状に咲き誇っている。9月2日は正午頃から約2時間、豪雨にさらされたが、雨後は三石山や林間田園都市などをバックに、色鮮やかな光景を繰り広げた。
今年は新型コロナ禍のため、前畑・古川記念プールは休館。あたりは人影もまばらで、静まり返っているが、時折、マイカーで訪れる市民は、サルスベリ並木を愛犬とともに散策。心地よさそうに深呼吸していた。
今シーズンも大型台風10号(特別警報級)の進路など警戒が肝要。
写真は橋本市運動公園「前畑・古川記念プール」前で今なお咲いているサルスベリ並木の紅白の花々。


更新日:2020年9月3日 木曜日 00:00

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