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ヒノキ香る「オフロdeジョキン」開発!大弥工芸

新型コロナ禍から人々を守ろうと、天然ヒノキ溶液による全国初の〝手指消毒スプレー〟を開発・販売している、和歌山県橋本市隅田町河瀬の大弥(だいや)工芸が、今度はヒノキの香りを楽しみながら入浴できる「オフロdeジョキン」を開発した。
現在、木材・酒造・薬剤・飲料などの専門家約100人が試用・体験中で、奥村浩章(おくむら・ひろあき)代表は「皆様のご意見を聴き、好評ならば発売したい」と話している。
「オフロdeジョキン」は紀伊山地のヒノキ製の四角柱形(高さ175ミリ、幅60×60ミリ)で、ヒノキ千オール(結晶酸性物質)とヒノキ由来の原材料を特殊技術で注入。「浴槽に沈めると有効成分が滲み出し、ヒノキ千オールの抗菌・消臭・防カビ効果で浴室を清潔に保つ。使用後は浴室内に吊るし、何度も繰り返し使ってほしい」と説明。販売する場合は1個1500円(税別)となる。
すでに開発した「ヒノキdeジョキン」(手指消毒スプレー、200ミリリットル)=1800円(税別)や「ヒノキdeミスト」(加湿器専用アロマ水)=1500円(同)などは、同市古佐田のJR・南海橋本駅前の「はしもと広域観光案内所」や同市高野口町の「裁ち寄り処」などで販売している。
奥村代表は「30年前、伊都振興局の方の勧めで日本木材学会に入会。木材からの抽出成分の講義に参加して飲料、香料、薬剤、酒造関係者らの協力を得ながら、ヒノキ浴・入浴液の開発を続け、今回の『オフロdeジョキン』も生まれました。新型コロナ禍の中、お役に立ってほしいです」と話している。
写真(上)は新開発の「オフロdeジョキン」=左手=と販売中の「ヒノキdeジョキン」を披露する奥村代表。写真(中)は「オフロdeジョキン」。写真(下)は開発・販売中の「ヒノキdeジョキン」や「ヒノキdeミスト」の大小・商品。


更新日:2020年7月18日 土曜日 00:00

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