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親子ザル戯れ♡半月清々しく♪橋本・文月スタート

和歌山県橋本市は7月1日、夜来の雨もやんで白昼は快晴となり、夕方には半月(はんげつ)があらわれて、旧暦・文月(ふみづき)の心和む滑り出しとなった。
この日の気温は24~29度で、正午頃には西南西のやや強い風が吹き、紀の川・恋野橋下流では、竹林の音がざわざわと波立つ。
同市古佐田のJR・南海「橋本駅」北側の丸山公園の園舎でも、3匹の親子ザルが、全身に涼風を浴びる。親ザルがシラミ取りを始めると、子ザルは目を細めて、くすぐったそう。
たまに訪れる親子連れらは、ブランコや滑り台を楽しんだ後、園舎前のベンチに座って、可愛い親子ザルの戯れぶりに見入っていた。
橋本市役所などでは、市民が手指消毒の後、各窓口の飛沫防止カーテン越しに職員とやりとり。全員マスクで、4、5、6月と変わらない光景が続く。
それでも夕刻、市内を流れる紀の川のほとりや、真言律宗・妙楽寺の愛宕山などに立つと、綺麗な半月が空にくっきり。心洗われる。
文月とは「七夕に和歌を詠む月」とか。今年、高野町観光協会(霊木の家)付近や、山麓の神社境内などに立つ七夕飾りには、やはり「疫病退散」の祈りが多いに違いない。
写真(上)は丸山公園の園舎でシラミ取りを楽しむ親子ザル。写真(中)は愛宕山から眺めた7月1日夕刻の半月。写真(下)は高野山・金剛峯寺近くの高野町観光協会わきに立つ「疫病退散」の七夕飾り。


更新日:2020年7月2日 木曜日 00:00

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