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高野山に疫病退散の七夕飾り♡短冊に願文書いてね

弘法大師・空海が開いた和歌山県高野町の高野山真言宗総本山・金剛峯寺近くに6月26日、「聖地 高野の空にコロナ終息を願って」とする1本の七夕飾りが立てられた。
7月8日まで置く予定で、企画した高野町観光協会=西本憲茂(にしもと・のりしげ)代表理事=では、「あなたの願いを短冊に書いてください」と呼びかけている。
この七夕飾りは、高さ約3・5メートルの黒竹(くろちく)製で、金剛峯寺近くの同協会「霊木の家」入口付近に立ち、夏の風に吹かれている。
初日は同協会加盟の宿坊や商店の短冊を掲げ、岡部光恵(おかべ・みつえ)事務局長は、短冊に「安心安全な日常に また たくさんのお客様が 高野山へお越しいただけますように」と記した。
そばには短冊やペンを用意。誰でも自由に願い事を書いて、飾ることができ、すべて無料で、7月8日(水)以降、山内でお焚き上げされる予定。 
岡部・事務局長は「新型コロナウイルスの影響で、参拝・観光客が減って、先行き不安もありますが、皆様とともに疫病退散を祈り、にぎわいを取り戻したいです」と話していた。
写真(上)は高野町観光協会の入口付近に立てられた七夕飾りと短冊を吊るす岡部事務局長。写真(中)は聖地・高野山に吹かれる七夕飾り。写真(下)は疫病退散を願う看板。


更新日:2020年6月27日 土曜日 00:00

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