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食事も風呂も幸せ♡デイサービス再開〜橋本ひかり苑

和歌山県橋本市隅田町垂井の社会福祉法人・特別養護老人ホーム「ひかり苑」は先月、近隣の介護施設で新型コロナウイルス感染者が確認されたため、デイサービス(通所介護)を休止していたが、県内感染者数が沈静化したことや、利用者と家族の窮状などに配慮して5月11日、17日ぶりにデイサービス業務を再開した。
「ひかり苑」のデイサービスは約25人で、橋本市内在住の70~80歳代の男女が利用。4月22日、市内の介護施設(デイサービス)職員の感染が確認されたため、ひかり苑では「どうしても家族の手が回らない」という数人の介護に絞ったが、「やはり入所者・利用者の感染防止が第一」と決断し、同25日から休業措置をとった。
その後「病院の看護スタッフが、やむを得ず休暇をとって、体の不自由な夫の面倒をみている」とか、「どうしても高齢者が入浴できないので、ヘルパーさんに頼んでいる」などという、暮らしの困窮さが聴こえてくる。
施設・入所者の場合は、常に施設内にいるので、安堵感はあるが、通所者の場合は、感染する危険性もあるので、簡単には業務再開に踏み切れない。それでも、デイサービスは家族に代って、高齢者らの面倒を見るべきであり、幸いにも県内感染・確認者数は5月10日現在、10日間連続ゼロである。手洗い励行、マスク着用を守り、3密(密閉、密集、密接)を避ければ大丈夫と判断した。
この日、同苑・担当者が送迎車5台で各家庭を訪問。利用者を迎えて、午前9時頃に施設到着。普段は玄関から入るが、今は大事を取って裏の通用口から入室。手指消毒、検温のうえ、間隔をあけて座ると、全員、ほっとした表情。
テレビを見たり、ぬり絵をしたりした後、介護士に付き添われながら入浴。正午には鮭(しゃけ)のマヨネーズ焼きに味噌汁、ご飯の昼食。一旦、お昼寝の後、リズム&リハビリ体操、ピンポン玉の玉突きゲームなどに挑み、久方ぶりの笑顔を見せていた。
同デイサービス管理者兼生活相談員の井上直紀(いのうえ・なおき)主任は「皆さん、とても元気でよかったです。今は新型コロナに感染しないこと。しっかり見守りながら、楽しい日々を送っていただきます」と話していた。
写真(上)は「ひかり苑」の送迎車で迎えられた車椅子上の利用者。写真(中)は昼食の味噌汁をお椀に注ぐ女性職員。写真(下)は鮭のマヨネーズ焼きの昼食を味わう利用者たち。

更新日:2020年5月12日 火曜日 00:00

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