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鯉幟泳ぎ♪親子戯れ♡こどもの日~隅田八幡に花菖蒲

こどもの日(端午の節句)の5月5日、和歌山県橋本・伊都地方は、穏やかに晴れて、薫風が吹きわたり、空では鯉幟(こいのぼり)が泳ぐ、公園では子供たちが遊ぶ、神社の池畔では菖蒲(しょうぶ、あやめ)の花が咲いて、まさに日本の詩情を繰り広げた。
端午の節句は奈良時代以来の病魔・災厄(びょうま・さいやく)を祓う日。江戸時代以降は鯉幟を揚げ、武者人形を飾り、男児の前途を祝った。菖蒲の根や葉は病邪を祓う薬草で、日本人は菖蒲湯、菖蒲酒を楽しんできたという。
この日の橋本市は晴れで、気温は18~27度、正午前後には、やや強い南南東の風が吹いた。
国宝・人物画象鏡が伝わる隅田八幡神社近くの旧家の門前では、立木の緑が屏風となり、色鮮やかな鯉幟が錦絵のようにひるがえる。
同神社境内の放生池(ほうじょういけ)では、藤棚から白藤が長い花房を垂らし、池畔では紫の花菖蒲がまぶしい。
末社の丸高稲荷神社・北側の公園では、子供を交えて両親がキャッチボールやバドミントン。東屋の陰では、五六人の家族連れらが、「3密」に注意しながら、静かに弁当を味わっていた。
端午の節句は、子供の前途を祝うとともに、すべての病魔・災厄を祓う日。心清らかにして、日本人の礼儀作法さえ遵守すれば、新型コロナウイルスなどは、必ず退散しそうである。
写真(上)は薫風を泳ぐ鯉幟ファミリー=隅田八幡神社近くで。写真(中)は両親のキャッチボールにラケットを構える可愛い子供の姿。写真(下)は隅田八幡神社・放生池の花菖蒲。


更新日:2020年5月6日 水曜日 00:00

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