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ワンちゃん雲出現♡みどりの日~橋本・薫風も吹いて

和歌山県橋本・伊都地方は「みどりの日」の5月4日、紀の川も山々も、綺麗な緑におおわれ、大空には可愛いワンちゃん顔の綿雲が生まれた。時折、吹いてくる薫風は、まるで新型コロナウイルスをかき消してくれそうで、若草の堤防を散策する人々の心を和ませていた。
この日の橋本市の天候は晴れ。気温は17~26度と高く、3日続きの夏日となった。紀の川・北岸に立つと、弘法大師・空海も仰いだという国城山が青葉に彩られ、その向こうに高野山の稜線も見える。
大空には綿雲が流れて刻々と変化。例えば、綿菓子のようなかたまりだった綿雲が、もくもくと形を変えて、やがて愛犬の姿になり、人懐こいワンちゃんの顔が生まれる。まさに犬がモノを言い、笑うという、とてもあり得ない〝雲の造形芸術〟を繰り広げる。堤防を歩く人々は、時々、立ち止まって空を見あげ、大きく深呼吸していた。
端午の節句の5日も、天気は良さそうで、青空に回る矢車、はたはたと音を立てて泳ぐ鯉幟(こいのぼり)を楽しめそう。
写真は、雲の造形芸術ともいうべき国城山の空に現れた可愛いワンちゃん雲。


更新日:2020年5月5日 火曜日 00:00

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