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新型コロナ!御守で注意喚起~妙楽寺1000枚製作

和歌山県橋本市東家の真言律宗・妙楽寺=岩西彰真(いわにし・しょうしん)住職=は、「新型コロナウイルス除け祈願法要」を営み、その御札1000枚を製作して、希望者に配り、喜ばれている。
妙楽寺は820年(弘仁11)に弘法大師・空海が創建した紀伊西国三十二番札所・嵯峨天皇勅願所。
戦火被災などで再建を繰り返してきたが平成23年(2011)秋、本堂と庫裏の屋根が、老朽化と台風のため崩落・撤去された。橋本市郷土資料館で保存している同寺の御本尊は薬師如来である。
今回の世界的な新型コロナウイルス感染拡大を受けて、岩西住職は3月29日、妙楽寺再建再興委員会の奥村浩章(おくむら・ひろあき)委員長ら約20人とともに読経、「人々が健康で安心して暮らせるように」と祈願した。
一方、同寺では「薬師如来御守護」の紙製の御札(おふだ)を初めて印刷。その表には「新型コロナウイルス除け 疾病退散 身心安楽 薬師如来御守護」、裏には「薬師如来とは、災害や病気などの禍(わざわい)を除き、身心の健康を守護してくれる仏さまです」「御札は玄関の内側や部屋の壁等の目線より高い場所にお祀りください」などと記した。
妙楽寺再建再興委員会の役員らは、友人知人にこの「御札」を手渡す一方、同寺では玄関わきの棚に置いて、希望者に自由に持ち帰ってもらうようにした。前例のないこの御札は、今、各家庭の玄関や飲食店の出入口など、目立つ場所に貼られていて、思わず目にした人々を「どきっ」とさせている。
岩西住職の母・康子(やすこ)さんは、「嵯峨天皇は疫病退散のため、般若心経を書写され、表紙には皇后さまが、薬師如来のお姿を写仏されて、今も大覚寺に奉安されています」と説明。「このお薬師さまの御札をご覧になることで、少しでも注意喚起に役立ってくれれば」と訴えていた。
写真(上)は「薬師如来御守護」を披露する岩西康子さん=背景は嵯峨天皇勅願所・妙楽寺山門。写真(中)は飲食店のドアに貼られた妙楽寺の御守。写真(下)は妙楽寺の玄関わきに置かれた「薬師如来御守護」=持ち帰り自由。

更新日:2020年4月2日 木曜日 00:00

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