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東日本大震災・犠牲者を忘れない~高野山で追悼法会

東日本大震災から9年の3月11日、和歌山県高野町の高野山・奥の院の東日本大震災・慰霊碑前で「物故者追悼法会」が営まれ、高野山真言宗総本山・金剛峯寺の僧侶ら約30人が読経、犠牲者の冥福を祈った。
この日の空は曇り、冷たい西風が吹く中、今年も例年通り、慰霊碑に献花、果物が供えられ、ろうそくの炎が揺れる。高野山真言宗の添田隆昭(そえだ・りゅうしょう)宗務総長を導師に全員で読経し、その後ろでは参拝者ら約10人が手を合わせた
読経が終わると先ず、震災当時の宮城県・石巻赤十字病院・医療リンパドレナージセラピストで現在、高野山大学4回生の大塚弓子(おおつか・ゆみこ)さん(41)が焼香して、静かに目を瞑り合掌。
大塚さんは「私の場合、多くの患者さんを大震災で亡くしました。皆様のご冥福とともに、行方不明の方々が、一日も早くご家族の元へ帰られるよう、お祈りしました」と話した。
添田・宗務総長は「被災地が昨年も台風被害に遭い胸が痛みます。亡くなった人を忘れないようにすることが、私たちの任務です」と語った。
すぐ隣には阪神淡路大震災の慰霊碑があり、今年も1月17日、「物故者追悼法会」が営まれている。
写真(上、下)は高野山・奥の院で営まれた東日本大震災の物故者追悼法会。写真(中)は焼香・合掌して犠牲者の冥福を祈る大塚弓子さん。

更新日:2020年3月12日 木曜日 00:00

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