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国城山で河津桜が満開♪橋本・登山者ら一足早い春

和歌山県橋本市清水の国城山(くにぎさん=標高552㍍)の山頂付近で、河津桜(かわづざくら)が満開となり、一足早く春の陽気を呈している。今のところ、新型肺炎対策は最重要だが、人によっては山道を登り、花の命を眺めて、ストレス解消するのも良さそう。
国城山は征夷大将軍・坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ=758~811)ゆかりの聖山で、高野山開祖・弘法大師(空海)が、ふもとから帰る途中の峠道で、山頂の国城神社を仰ぎ、必ず合掌したと伝わる。
高野山・金剛三昧院の庭園を護る、地元の造園業・西岡克紘(にしおか・かつひろ)さんは、「観光客に楽しんでもらおう」と約20年前、国城山8合目付近の道沿いに、河津桜と啓翁桜(けいおうざくら)を植栽した。
いずれも早咲きの桜で、河津桜は今年2月から濃いピンク色、啓翁桜は昨年11月から淡いピンクに開花、つぎつぎと蕾がふくらみ、今はそれぞれ満開になっている。
この山道に立つと、時には眼下に広大な雲海が生まれ、桜の向こうに和泉葛城・金剛山系の山脈や、紀の川流域の町並みが見え隠れ。若者たちや健脚高齢者らを感動させている。
河津桜は昭和30年(1955)、静岡県河津町民が庭先で植えた自然交配種とされ、啓翁桜は同5年(1930)、久留米市の良永啓太郎(よしなが・けいたろう)さんが栽培、名前に「啓」を付けたという。
西岡さんは「もっと国城山・参詣登山者に喜んでほしい」と昨年、さらに河津桜と啓翁桜の苗木(2年生)を5本ずつ栽培。「鹿に食い荒らされないか心配ですが、おそらく今冬には、咲いてくれると思う」と期待していた。
写真(上、中)は国城山・山頂付近の登山道沿いに咲いた河津桜。写真(下)は昨年11月から咲き続けている啓翁桜。

更新日:2020年3月11日 水曜日 00:00

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