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白梅咲き、白鷺は影~♪橋本穏やか立春10日目

和歌山県橋本市は2月13日、曇りのち晴れの穏やかな天気となり、空は白い雲、地上は白梅が咲いて、池の面は白鷺(しらさぎ)の影…。立春から10日目の橋本らしい春景色を繰り広げた。
この日、橋本の天候は、未明に小雨が降り、昼間は曇り、夕方には晴れて、気温は10~16度の穏やかさとなった。
学問の神様と讃えられる菅原道真(すがわらみちざね)公を祀る学文路(かむろ)天満宮では、社紋の梅鉢紋(うめばちもん)よろしく、白梅・紅梅が三部咲きでかがやき、高校・大学の合格祈願者の心を癒している。
東家区の高台では、一本の白梅の古木が満開となり、背景の国城山では帯状の白い雲が棚引く。近くのJR和歌山線の電車が、音を立てて走ると、鶯(うぐいす)なのか、沢山の鳥影が飛び立った。
同市御幸辻の杉村公園・八王子池では、魚をあさる1羽の白鷺(しらさぎ)が、浅瀬をゆっくり踏み歩く。やがて立ち止まると、波紋が消えて、自らの影が水面にくっきり、じっと息をひそめていた。
学文路天満宮の菅野一三(すがの・いつぞう)宮司は、「梅が枝には、沢山の蕾があり、数日後には満開になりますよ」と話し、杉村公園を散策する人たちは、「歩くことで健康をいただき、お陰で四季の風景も有難いです」と話していた。
写真(上)は学文路天満宮で三分咲きの白梅。写真(中)は杉村公園・八王子池の白鷺の影。写真(下)は東家の高台で満開の白梅の古木=背景は白雲棚引く国城山。


更新日:2020年2月14日 金曜日 00:00

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