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手洗い&マスク着用!橋本・新型コロナウイルス対策

新型コロナウイルス感染症の拡大が心配される中、和歌山県橋本市は「手洗い、マスク着用」の啓発チラシを作成し、市内全域に回覧、感染予防の注意を喚起。同市内にある県内最大級の特別養護老人ホーム「ひかり苑・天佳苑」では、アルコール消毒液による感染予防に取り組んでいる。
チラシは「どうやって感染するの?」について、「現時点では「飛沫(ひまつ)感染」と、「接触感染」の2つが考えられると説明。感染を防ぐには「手洗い」「マスクの着用」「咳エチケット」などが必要と強調し、手洗いや「咳エチケット」(正しいマスクの着用)の方法を、わかり易いイラストで紹介。市役所の全トイレには「手洗い」ポスターを掲示している。
一方、同市隅田町中島の社会福祉法人「ひかり苑・天佳苑」は入所者約200人、デイサービス約40人を守ろうと、普段からインフルエンザ予防のため、全ての食堂、トイレ、入口脇にアルコール消毒液を常設している。
今のところ、インフルエンザ感染はゼロだが、高齢者にとって新型コロナウイルス感染は怖いので、今回は玄関正面にも、消毒液とティッシュペーパーを置いて、訪れる家族や関係者に協力を訴えている。
厚生労働省は、「新型コロナウイルス感染症は、我が国において、現在、流行が認められている状況ではありません」とし、「国民の皆様におかれては、風邪や季節性インフルエンザ対策と同様にお一人お一人の咳エチケットや手洗いなどの実施がとても重要です。感染症対策に努めていただくようお願いいたします」と呼びかけている。
新型コロナウイルス関係の相談先は厚生労働省(電話=03・3595・2285)=受付・午前9時~午後9時(土・日・祝も実施)。橋本保健所(電話=0736・42・0491)=受付・午前9時~午後5時45分(平日)。
写真(上)は特別養護老人ホーム「ひかり苑」玄関正面に置かれたアルコール消毒液とティッシュペーパー。写真(中)は橋本市が回覧中の「手洗い・マスク着用」チラシの一部より。写真(下)はトイレ・洗面場に掲示された「手洗い」ポスター=同市役所で。


更新日:2020年2月13日 木曜日 00:00

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