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立春♡白梅も猿も可愛くて♪橋本・陵山古墳など散策

令和初の立春を迎えた2月4日、和歌山県橋本地方の気温は約2~9度と冷え込んだが、空は快晴で、春の日差しが暖かい。まちも山河も澄み渡り、心地よい紀北情緒を繰り広げた。
橋本市東家の真言律宗・妙楽寺所領の愛宕山(あたごさん)近くでは、小さな白梅が咲き始め、空をゆく羽毛のような雲とともに眩いばかり。
遠くには戦国武将・真田幸村ゆかりの里・九度山の雨引山や、手前には市役所、伊都振興局、商工会館などが、穏やかに眺望できる。
JR・南海橋本駅近くの、近畿で最古級の横穴式石室を持つ陵山(みささぎやま)古墳では、まだ「ホー、ホケキョ」とは鳴けない、かわいい初音(はつね)が聴こえてくる。
同古墳のある丸山公園で、一本の白梅に近付くと、向こうの園舎から、3匹の猿一家が「エサ、ちょうだい」とばかり、こちらを見つめている。ベンチに座ると、国城山系の山脈(やまなみ)や手前の紀の川、橋本駅周辺の家並みが、やわらかい日差しを浴びて、JR和歌山線と南海高野線の電車が、ゆったり往来していた。
散策する市民らは「今、問題の新型コロナウイルス感染症は、先ず、マスクと手洗いで防ぐ」「ストレスは病気の原因ともなるので、四季折々の自然の風景の中で、元気をいただきたい」と話していた。
写真(上)は立春に咲く白梅の花=遠景は商工会館や周辺の家並み。写真(中)は丸山公園の白梅の花と園舎からこちらを見ている猿の姿。写真(下)は橋本駅から難波駅に向かう南海電車=陵山古墳から眺めた愛宕山周辺の遠景。


更新日:2020年2月5日 水曜日 00:00

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