ニュース & 話題

祈願♡立体乳房絵馬♪慈尊院~安産・乳がん完治へ

和歌山県九度山町の高野山真言宗・女人高野別格本山「慈尊院」に置かれている「立体乳房絵馬」(奉納用)が、安産や乳がん治癒を祈願する大勢の女性参拝者に喜ばれている。同院は弘法大師・空海の御母公を祀る名刹で、昭和の小説や映画「紀ノ川」の舞台でもあり、安念清邦(あんねん・せいほう)住職は「女性たちの健康長寿をひたすら祈っています」と話している。
同院は空海の母・玉依御前(たまよりごぜん)が、高野山の女人禁制により滞在。空海が毎月九度、下山して母と会ったとされる。
昭和34年(1959)には和歌山市出身の著名作家・有吉佐和子さんが、明治の女性で主人公・花(はな)の生涯を描いた小説「紀ノ川」を雑誌に連載。これが映画化され、名女優・司葉子さん演じる花が、祖母と共にふる里の慈尊院を訪れて、乳房型絵馬を奉納する名場面を放映。安産・子宝の祈願寺として全国の脚光を浴びた。
同寺によると、「乳房型絵馬」の奉納は、古くからの民間信仰だが、今なお同院・本堂(国の重要文化財)の前には、女性たちが各自、米を布にくるんで、乳房型にした手作りの「乳房型絵馬」を次々奉納している。
平成24年(2012)以降は、近隣の紀和病院の乳がん専門・診療科「紀和ブレスト(乳腺)センター」=梅村定司(うめむら・ていじ)センター長=などが中心になり、「生命の祈り~乳がんの集いin高野山~」を開催。多くの女性たちを勇気づけてきた。
これに伴い同院は平成27年(2015)、布製の乳房を立体的に表現した「立体乳房絵馬」(奉納料1枚2000円)を制作して、本堂前の授与所(じゅよしょ)に置いたところ、「安産」「子宝に恵まれる」「乳がん完治」「心癒される」などと大好評を博し、その人気は今なお続いていて、安念邦賢(あんねん・ほうけん)副住職は「皆様の願いが叶いますよう、心からお祈り申し上げます」と話している。
写真(上)は慈尊院の本堂前に奉納された「立体乳房型絵馬」。写真(中)は慈尊院の本堂前に飾られた乳房型の大絵馬。写真(下)は心癒される慈尊院本堂の光景。

更新日:2020年1月12日 日曜日 00:00

関連記事

ページの先頭に戻る

  • 標準
  • 大
  • RSS
  • サイトマップ

検索

過去の記事