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クキコママのクマの縫いぐるみ♪橋本出身作家に喝采

和歌山県橋本市東家出身で、今は香川県三豊市仁尾町に住むテディペア作家・井上久喜子(いのうえ・くきこ)さん(91)が、これまで1000体を超えるクマの縫いぐるみを作って、「ものづくり展」を開いたり、NHK総合テレビで紹介されたり。これを知った橋本市民から「素晴らしい活躍ぶり」と喝采を浴びている。
久喜子さんの弟で、東家在住の建築家・恩地保住(おんじ・やすずみ)さん(85)は「今、姉が幸せなのは、昔お世話になった、ふる里・橋本の皆様のお蔭です」と喜んでいる。
久喜子さんは九度山町の会社員と結婚。33歳の時、夫が病死したため、3人の子供と共に橋本市東家の実家へ戻った。その10数年後、当時、大阪府高槻市に住んでいた弟・恩地さんと、東家で暮らしていた久喜子さんが住居を交代した。
久喜子さんは、さらに大津市、京都市と移転。平成29年(2017)秋には、すっかり成長した長男のプロダクトデザイナー・正憲(まさのり)さん・グラフィック工芸家・有季子(ゆきこ)さん夫妻と共に、はるばる三豊市仁尾町へ移り住んだ。
久喜子さんは、幼い頃から手作りが大好きで、パッチワークや木目込み人形作りに親しんできたが、66歳で参加した「テディベア講習会」で、可愛いクマの縫いぐるみに魅了され、これまで1000体超のテディベアを制作。70歳の頃からは、2年に1回の個展を開いてきた。
とくに靴下をクマの衣服に再利用するという、オリジナル・ソックスベアは大人気で、久喜子さんは多くのテディベアファンから、「クキコママ」という愛称で親しまれている。
橋本市民が、東家出身の久喜子さんの活躍ぶりを目の当たりにしたのは今年8月29日(木)、9月3日(火)、同5日(木)の3回。NHK総合テレビやEテレで、講師・クキコママの手作り仕事、自宅に飾られたテディペア作品のいろいろ、瀬戸内海に浮かぶ島を見ながらの散策…など約24分間、紹介された。
すでに東家コミュニティセンターの案内板に放送を知らせるチラシを掲げ、9月1日の「敬朗会」でも、松田良夫(まつだ・よしお)区長が「ぜひ、ご覧ください」と挨拶していたため、多くの市民がテレビに見入ったり、クキコママを紹介したNHKテキスト「すてきにハンドメイド」(9月号)を開いたり。
橋本時代の久喜子さんを知る医師や元国鉄(JR)マンらは「すごい」「うれしい」とその人生を讃え、恩地さんは「今も姉は、三豊市の方々に温かく支えられ、とても幸せです。あまり無理せずに、楽しく、頑張ってほしい」と、健康長寿を祈っている。
写真(上)は井上久喜子さん=昨年の「90歳のもの作り展」チラシより。写真(中)は橋本市東家コミュニティセンター玄関ロビーに飾られている久喜子さんのクマの縫いぐるみ作品。写真(下)は久喜子さんが紹介されたNHKテキスト「すてきにハンドメイド」(9月号)を披露する弟の恩地保住さん。

更新日:2019年12月18日 水曜日 00:00

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