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迫力!高野山ケーブル~児童らドキッ~巻上げ機見学

南海電鉄=遠北光彦(あちきた・てるひこ)社長=は、観光列車「天空」の運行開始10周年を記念して12月14日、新型車両導入に伴う和歌山県高野町の高野山ケーブルカー新型「巻き上げ機見学ツアー」を開催し、小学生ら親子連れ約30人が参加して、そのメカニズムと迫力を学んだ。
高野山ケーブルは極楽橋駅~高野山駅間(距離0・83キロ、高低差328メートル)を運行。今年3月、4代目ケーブルカーが登場。同時に高野山駅の地下室にある動力機械も最新鋭機に据えかえた。
この日の見学会は、小学生児童と保護者ら計約30人が2班に分かれ、極楽橋駅では制服・制帽姿で駅員の仕事を体験。高野山駅では「今のケーブルカーは何代目ですか」などのクイズが出され、正解者らに記念品が贈られた。
同駅・運転室では「ケーブルカーの運転士は、車内にいるのではなく、駅の運転室で操縦している」ことなどを学んだ後、その地下室では大八車(だいはちぐるま)状の鋼鉄製の索輪(さくりん=直径約4㍍)が、電力でぐるぐる回転して、太いワイヤーロープを巻き上げ、ケーブルカーを運行させる、迫力満点の力学を体感した。
大阪府堺市から両親と共に参加した小学2年生の岩田明士(いわた・はると)くん(8歳)は「巻き上げ室の音は、ものすごく大きくて、機械もでっかい。ケーブルカーのことがよくわかった」と喜んでいた。
写真(上)は高野山ケーブルカーを引っ張るワイヤーロープのジャンボな索輪を見学する子供たち。写真(中)は高野山ケーブルカーの乗車体験した子供たち。。写真(下)は高野山駅で駅員の説明に耳を傾ける子供たち。


更新日:2019年12月15日 日曜日 00:00

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