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初冬の大銀杏&丹生酒殿神社♪語り部と三谷坂歩こう

世界遺産・高野山の参詣道の起点、和歌山県かつらぎ町三谷の丹生酒殿(にうさかどの)神社――。三谷いちょうの会=楠臣男(くす・とみお)会長=は11月23日、語り部と歩く「イチョウが色づく丹生酒殿神社と三谷地区」を開く。
三谷地区は、天照大神(あまてらすおおかみ)の妹神・丹生都比売命(にうつひめのみこと)が、ご降臨したとされる紀の川南岸の一舞台である。
そこに建つ丹生酒殿神社の酒殿とは、丹生都比売が人々に農耕や衣食住を教え、紀ノ川の水で酒を造ったとされることに由来する。天野盆地の丹生都比売神社へ三谷坂で結ばれている。
拝殿の右前には樹齢約800年の大銀杏(おおいちょう)が聳え立ち、11月下旬以降には毎年、目の覚めるような黄葉に覆われ、樹下に黄色のジュータンを敷いたよう。子供たちは手でかき集め、何度も頭上に投げて、笑い声が絶えない。
今回の語り部と歩く「イチョウが色づく丹生酒殿神社と三谷地区」は、11月23日(土)午前9時10分~同10時20分、丹生酒殿神社~薬師堂~観音堂~六斎念仏碑など約3キロのコースを歩行。
当日参加OKで、参加費(おみやげ付き)300円。申込み・問い合わせは、かつらぎ町観光協会(電話=0736・22・0300)へ。
追伸=なお11月30日(土)にも「世界遺産15周年!三谷坂を歩こう」(三谷坂ウォーク実行委員会主催)を開催。「一般向け7・6キロ」は参加費500円。当日参加OKで、雨天中止、事前申込み不要。「語り部と歩く健脚向け15・5キロコース」は、参加費2000円(昼食付)で先着30人。申込みは11月20日(水)まで。
写真(上)は、かつらぎ町の「かつらぎええとこフォトコンテスト」の優秀賞「遊び」=北森久雄(きたもり・ひさお)さん撮影。写真(中)は、丹生酒殿神社や観音堂などの写真=チラシより。写真(下)は、丹生酒殿神社の大銀杏=本紙掲載・記録写真より。


更新日:2019年11月11日 月曜日 00:00

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