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高野下駅・ホテル開業♪高野参詣の拠点・昔の宿場町

弘法大師・空海が開いた世界遺産・高野山と山麓エリアの来訪者の拡大・回遊性向上をめざして、南海電鉄=遠北光彦(あちきた・てるひこ)社長=は、高野参詣道の拠点である和歌山県九度山町椎出の南海高野線・高野下駅に関西初の「駅舎ホテル」を改修整備して、11月1日、新聞・テレビ関係者に披露した。
南海電鉄の説明によると、大正14年(1925)開業の高野下駅では、株式会社キリンジ=天川洋介(てんかわ・ようすけ)社長=が「NIPPONIA HOTEL 高野山 参詣鉄道 Operated by KIRINJI」(ニッポニアホテル 高野山 参詣鉄道 オペーレーテッド バイ キリンジ)を運営する。
同ホテルの客室は、2人用ベッド一つの部屋(約18平方メートル)=料金1万8000円=と、2人用ベッド2つの部屋(約45平方メートル)=同3万2000円=の2室で、もちろん綺麗な浴槽、トイレが備わっている。朝食・夕食は出ない。2ベッドルームは11月2日からが開業し、1ベッドルームは12月中に開業の予定。
同ホテルでは、約半世紀にわたって走り続けた電車の扉、網棚、座席、つり革、無線受話器などを装飾などに活用する一方、九度山駅のおにぎりスタンド「くど」などで食事できるよう、高野下駅~九度山駅間の往復キップを提供することにしている。
高野下駅付近は、高野参詣道である「槇尾道」の入口で、今は閑寂だが、かつては賑やかな宿場町として栄えた。
天川社長は「皆様に喜ばれる高野参詣の拠点地のホテルにしたい」と誓い、南海電鉄経営政策室沿川価値創造部の辻敦志(つじ・あつし)課長補佐は、「先の高野山開創1200年記念大法会と、大河ドラマ・真田丸で盛り上がった、高野山と九度山です。今回は駅の活用で高野山と山麓エリアを活気づけたい」と話していた。
写真(上)は高野下駅に完成した「ニッポニアホテル 高野山 参詣鉄道 オペーレーテッド バイ キリンジ」。写真(中)は大正レトロを感じさせる高野下駅。写真(下)は高野下駅のホテル=部屋から電車や不動谷川、まちの風景が見える。

更新日:2019年11月2日 土曜日 00:00

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