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飲酒運転NOと言う勇気!置石に標語~橋高野球部員

危険きわまりない飲酒運転をなくそうと、和歌山県橋本市の県立橋本高校野球部員33人は、10月23日、同市古佐田区民会館で、約60個の置石(おきいし)に、心を込めた標語やイラストを描き、JR・南海橋本駅前の通路わきに並べて、飲酒運転撲滅を呼びかけた。
和歌山県警橋本署の橋本駅前交番と古佐田人権サークル共催。同サークルがレンガや紀の川で拾った石に白い塗料を塗って用意。同校野球部員が放課後、同会館に集合した。
橋本駅前交番の遊亀徹(ゆうき・とおる)巡査長(41)や、同サークルの阪口繁昭(さかぐち・しげあき)さん(91)が、「皆さんの協力で、飲酒事故ゼロを期待しています」「大切な勉強や練習時間をさいて、この活動に参加、ありがとう」などと挨拶した。
野球部員は、テーブル上に置かれた白い石に「飲酒運転NOと言う勇気」「その一杯が命をうばう」「酒を飲んでも飲まれるな」などの標語と、手のひらの形をした人物が「ダメ」と激しく制止するイラストなどを油性ペンで描いた。
部員らはこの置石を一輪車で運び、橋本駅前付近の通路わきなどに並べると、往来する乗降客らは置石を見て、「まったく、その通り」と、相槌を打っている様子。
2年生で野球部の林和孝(はやし・かずたか)主将(17)は「地元の人たちとの協力で、人々の命が救えたらうれしい。この結束力は野球部でも生かしたいです」と話していた。
写真(上)は橋本高校野球部員が置石に心込めて書く「飲酒運転NOと言う勇気」。写真(中)は真剣な表情で飲酒運転追放の標語やイラストを描く部員たち。写真(下)は見事に出来上がった置石作品。


更新日:2019年10月24日 木曜日 00:00

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